やまじー録

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RX100M5は一眼レフの代わりになるのか?一眼レフっぽく撮れた写真


こんにちは
前回SONY RX100 M5について良いとこをつらつらと書き綴りましたが、今回はタイトル通り

試行錯誤しながら『RX100で一眼レフっぽく撮れた写真』を参考にしてもらえると嬉しいです。


『広角側で下から煽ったり寄ったりして撮る』

お気に入りの竹林道。落ち葉がぎっしりです。被写体は嫁のトコット 。

まずは広角端24mm

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    24mm絞り値f/1.8 SS1/250 ISO125




下から被写体を煽って撮れば奥行きがでるし、背景のグンと伸びる竹も強調されますね

24mmだからこそ出来るダイナミックな構図です。


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    24mm 絞り値f/1.8 SS1/250秒 ISO125


広角は主に風景撮りに使う画角ですが、物撮りやポートレートでも充分使える画角です。このように寄って撮ればこじんまりとした軽自動車も迫力が出ます。


絞り値は開放f/1.8ですが、被写界深度は深めです。

しかし構図的にボケが無くても見応えがあるし、立体感もしっかりあるので一眼レフっぽい感じはしますね。


『ボケを作る』

続いて望遠端70mmです

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    70mm 絞り値f/2.8 SS1/320秒 ISO500


中望遠域で開放f/2.8は後ろボケが作りやすいのですが、1インチセンサーなので一眼レフに比べてボケ量が物足りなく感じます。寄ればボケるんですけど、車を画角に収めようとするとむしろ離れなきゃいけないんですよねー


しかしこのように大きな前ボケを作ってやると、後ろボケの物足りなさが解消されて一眼レフっぽく見えます!僕はよく「後ろボケが足りないなら前ボケを作る」を意識してます


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    70mm 絞り値f/2.8 SS1/320秒 ISO500


続いて少し手前の落ち葉にピントを合わせて前ボケと後ろボケを作ってみました。寄れば後ろボケも大きくなるんで思い切ってメインの被写体をボカしてみました。コレもまた一眼レフっぽい!


『アンダー目に撮る』

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    70mm 絞り値f/2.8 SS1/320秒 ISO500

1インチセンサーなんでどうしても画がのっぺりしやすいので、そう言う時はアンダー目に撮ってます。これは露出-0.7ぐらいですね。なんか色味が落ち着いて影も濃くなるので、立体感が出ます。クリエイティブスタイルでコントラストを上げるとはまた違う「湿度」的な物が表現出来る気がします。あくまで気がします。

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如何でしたでしょうか?結構写真の基本とかかも知れませんが、1インチセンサーのRX100でも工夫次第で一眼レフっぽく撮れたんじゃないかなと思います。


流石にAPS-Cクラスに匹敵するとまではいきませんが、充分代わりにはなるかなーと


むしろコンパクトで機動力が高いので一眼レフよりシャッターチャンスを逃しにくいと思いますし、こんだけ撮れれば良いんじゃないんでしょーかね?


とりあえず撮ってて楽しいです。RX100M5


ちなみにSmallrigのグリップを買ったので届くのが楽しみです。