RX0Ⅱで佐賀市内散策 その①
先日、SONY RX0M2とFUJIFILM X-T10にM42オールドレンズHelios-44を携えて佐賀市内を散策しました。
X-T10とオールドレンズはじっくり撮るスタイルなので、写真を楽しむ目的だと正解の組み合わせなんですが、いかんせん枚数が伸びません。
それに比べてRX0は「あっ」と思った瞬間にシャッターを切れるので、小1時間150枚近く撮ってました。
RX0 M2の作例をいくつか
佐賀中央通りから路地に入ると寂れたセントラル街があります。昔栄えた感がありますが、今ではかなりノスタルジーです。
建物の写り込みもしっかり捉えて、全体的にバキバキの解像度です。
佐嘉神社の境内にある灯籠です。朱色が美しいですね。24mm広角レンズだと下から煽った構図がダイナミックに写ります。屋根の反りが強調されますね。
境内には外国人ファミリーの観光客や、境内散策に来た方がちらほらいました。
おそらく行事ごとでバリケードで使うのであろう柵が境内の脇に集められてました。
こういう集合体は無条件で撮りたくなります。
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こちらはInstagramからの引用です。
ウッドデッキの質感や影の写り方が凄く精細です。
これが先程の建物の全貌です。かなりレトロな雰囲気ですが、これ実はトイレなんです笑
上を見上げると紅葉した楓の木が。6月なんですけどね。たまに見るんですが、植えた時期とか関係あるんですかね。
しかし、葉っぱの一枚一枚をしっかり解像しています。色味も良いです。
足元を見下ろすと紫陽花の葉が。
立体感が凄いですね。
以上RX0M2で散策した佐賀市内の風景でした。まだまだ写真はあるので、また次回にでも。
しかしRX0M2の底力には感服しっぱなしで、特に建築物なんかだと24mmの歪みの少ないレンズが活きてきますね。
コンパクトながら描写力も十分過ぎるほどで、1インチセンサーと単焦点レンズの組み合わせがこれほど良い物とは思ってもみませんでした。
RX0M3にはF2ないし、F2.8レンズ搭載を期待します。
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FUJIFILM X100F 作例
FUJIFILM X100F 作例
ね。
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XF16mm と馬
FUJIFILM X-T10 XF16mm f1.4
Instagramにアップした阿蘇山で放牧されている馬です。
柵なしで見る馬って凄い迫力があります。
この日は大阪の方々とのツーリングで訪れたのですが、阿蘇の大自然に物凄く喜んでいました。
写真を見返すとこの時、馬が草を噛みちぎる音も鮮明に蘇ってきます。
レンズは換算24mmのXF16mm f1.4
馬の頭から尾っぽにかけてまで、立体感のある描写は流石XFレンズですね。
毛並みや縄の質感もしっかり解像しています。
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XF23mm f1.4は優等生
僕が持っているXマウントレンズの中でもXF16mm f1.4の次に持ち出す回数が多いのがXF23mm f1.4です。
35mm換算35mm画角の言わば広角レンズなのですが、標準レンズの王道50mm相当画角のXマウント神レンズXF35mm f1.4よりも扱いやすい印象です。
フィルムシミュレーション:Classic Chrome
フィルムシミュレーション:Velvia
3月に佐賀で行われた雛祭りイベントの写真です。佐賀城を中心に歴史ある偉人宅でいろんな催し物があり、子供も大人も楽しめるイベントです。
鮮やかな被写体はベルビアで撮るのは勿論のこと、クラシッククロームで撮るのが好きです。
広角部類ながらf1.4のボケは被写体をより際立たせてくれます。
由緒ある日本家屋の中庭に植えられた梅の木です。枝の一本一本をしっかり解像してます。
シャンデリアの質感の表現も素晴らしいです。
娘が福笑いに挑戦しているところです。
小さい子供だと腰より上を納めてもこれだけ背景が広く写ります。
換算50mmだと画角いっぱいに被写体が写りますが、35mmだと「どこで撮ったか」という情報まで収まる事ができます。
家族写真だと思い出として残しやすいですね。
レンズも明るいので、背景もボカす事が出来るのでポートレートにも十分使えます。
最後に去年の7月に福岡県小郡市にある「かえる寺」での1枚。麦わら帽子のゴムが一つ結びに引っかかった仕草と表情がなんか良かったので。笑
画角、背景の圧縮感、被写体とのバランス、ボケ全てにおいてオールマイティに使えます。
標準〜中望遠レンズのように子供と距離を取らなくてよいのも良いですね。
突然のトラブルにもすぐに駆け寄れよますから。
同じ焦点距離でX100Fも持っていますが、レンズの個性が全く違うのでどちらかを手放すという選択肢は今後とも出てこないと思います。
因みに冒頭で述べた「XF35mm f1.4より扱いやすい」とはあくまで画角の話でして、重量やサイズ的にはXF35mmが遥かにコンパクトなので、その点では十分にアドバンテージかと思います。
僕個人の感想ですが。
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RX0 M2は最高のスナップシューター
インスタであげてるRX0M2の作例です。
最高のスナップシューターですね。
近所の路地裏です
24mmの画角を活かしてガードレールをパースペクティブに撮ってみました。
流石RXシリーズ。
塀のゴツゴツした質感、影が黒潰れしない、電線のシャープさに驚かされます。オリジナルサイズでは左手の自転車のステッカーの文字まで解像していました。
SONYが断固としてアクションカムではなくスチルカメラと謳う思いが伝わります。
続いて近所の珈琲豆屋さんです。
豆100gで500円〜900円ぐらいです。種類によりますが。置いてある豆は20種ぐらいで、どれも美味しいです。
足繁く通っているので一応常連なんでしょうが、オーナーに顔を覚えてもらっていないようなので、まだまだ常連客とは認めてもらっていないみたいです。
テーブルや椅子もあって店内で美味しい珈琲を頂くこともできます。
結構、焙煎機?とか仕入れた珈琲豆が50kgぐらい入ってる麻袋とか調理器具なんかで雑多な感じですが、居心地は良いです。
置いてあるテレビもブラウン管で妙に落ち着きます。
写真はオーナーが豆を計りに移す瞬間をRX0M2でさくっと撮りました。
大きな一眼レフは勿論コンパクトなミラーレスやコンデジでも、こういう場面でいきなりゴソゴソと出してレンズを向けようものなら、相手も気になって構えてしまうところですが
RX0M2なら相手に意識されることなく自然な写真が撮ることができます。
フォーカス合焦音やシャッター音も無音にできるので、例えば伝統工芸品の職人の手捌きや所作なんかも、邪魔することなく撮る事が出来ると思います。もちろん撮影許可が大前提ですが。
何気なく撮ったのですが、雑多な店内で本や容器や花など色味が違うモノが混在していて、いろんなところに目が行きがちだったので、モノクロにしてみました。
これでオーナーの仕草が際立ったかと思います。
バスの車内です。こういう限定的なアングルから目の前の世界を潔く撮るのもスナップの醍醐味ですね。
この瞬間の「良い写真」を撮ろうと思うなら車内の中央に立ってシンメトリーに撮ったりしてたかも知れません。
この写真は見ての通り、僕が座ってる席から特に構図も気にせずシャッターを押しただけの世界です。
本来なら手前の座席とか邪魔で構図から外した方が良いんでしょうね。構図とかの正解がよく分かりませんが。
こちらもモノクロに仕上げてますが、少しフィルムっぽさを意識してみました。
この雰囲気が手伝ってか、二つ前の座席に座ったサラリーマンが寄りかかった感じが疲労感というか哀愁が増してますね。
ちなみにこちらが元の画像です
元々の車内の色味が淡いのと車窓の景色の寂れた感じ(失礼)なのがマッチしてるので、これはこれでアリかと
以上RX0M2のスナップ写真でした。24mmという画角が凄く楽しいですね。
元々、XF16mm f1.4(換算24mm画角)が好きなだったので、24mmが楽しいのは知ってはいたのですが
その「大好きな24mm」がポケットで収まるって最高ですね。しかも圧倒的高画質で
作品を撮ろうとする目的で使うには24mm f4というレンズは少々ストイックなので、色々撮り手も工夫「させられる」カメラだと思います。
とにかく持ち歩くのが全く苦ではないので、常に持ち歩いてます。これからもRX0M2でスナップを楽しみたいと思います。
FUJIFILM XF16mm f1.4
カメラを構えているのが僕で、ボディはFUJIFILM X-T10 レンズはXF16mm f1.4 です。
当時3歳の娘が撮ってくれました。なかなかの腕前です。去年の秋頃だったと思います。
コンパクトなボディのX-T10に対してかなりレンズが大きいですが、実はそのアンバランスが好きだったりします。
何というか、コンパクトなボディの方が文明の利器って感じがして
話戻してXF16mm f1.4ですが、僕が一番気に入ってるレンズです。
正式名はXF16mm f1.4 R WR
主なスペック
・焦点距離が16mm(35mm換算24mm画角)
・絞り開放がf1.4
・R → レンズの絞り環機構
・WR → 防塵防滴仕様
・ゴーストやフレアに優れた耐性のあるNano-GIコーティング
・最短撮影距離15cm
などなどてんこ盛りスペックなわけです。
レンズ構成とかは使ってて対して実感がないので割愛します。
まず使っていて一番驚いたのはその描写力。
X-T10がAPS-Cセンサーとは言え、f1.4の立体感は凄まじいです。
広角ながらしっかりボケてくれます。
しかも最短撮影距離が15cmなんですが、レンズ先端からではなく、撮像素子からの距離なので、かなり寄れます。
24mmという画角が凄くスナップしやすいですね。
RX0Ⅱの魅力
RX0 Ⅱの魅力はやっぱりこの小ささですね
因みに僕のカメラ遍歴(所有歴)
・NIKON D5300
↓
・FUJIFILM X20
↓
・FUJIFILM X-T10・FUJIFILM X-PRO1
↓
↓
↓
・FUJIFILM X-T10・FUJIFILM X100T
・FUJIFILM X70
↓
今ここ
・FUJIFILM X-T10・FUJIFILM X100F
・SONY RX0 M2
まだこの布陣になって間もないんで、今のカメラ勢に落ち着いてるとは言えません
あとRX100やXQ1短期間だけ所有してたんですが、やっぱりAPS-Cとは違ってボケや立体感に欠けたので満足出来ず、すぐ手離しました。どれも解像感は凄まじかったんですが
(X20は先輩にレンタル中)
軽いとは言えせっかく持ち歩くのならFUJIカラーが良いなと少しヘビーになりますがX100TとX70を購入
・・・したものの結局X100Fのスペックに惹かれて買い換えて、RX0Ⅱ購入資金にあてるためにX70とバイクのシートを売却
今に至るわけです
レンズ交換も大好きなのでX-T10をXマウントレンズ用に、X-PRO1はオールドレンズ用に使ってたんですが、頻度とスペック的にX-T10に劣るので泣く泣くPRO1を売却
出来るならまた買いたい(PRO2を)
あー、X-T30も欲しい
話戻してRX0M2の魅力
・小さい
・防水防塵高耐久性能
・4k撮れる
・高画質
・チルトモニター
APS-Cじゃないと満足しないとは言いましたが、この小ささに1インチセンサー搭載は流石に魅力でしかないですね
RX100よりも小さいので、バッグの容量を圧迫しないサイズ感
なのにバキバキに解像した写真が撮れる
もう最初に風景とか撮った時は思わずニヤッとしましたw